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執筆者の写真HAKO FES

HAKO FES ライブレポート③【出会い編】秀-hide-

数年前、とあるシンガーのバックでカホンを叩いていた時、熱量の塊みたいな男と共演した。熱苦しくも強烈に興奮するステージが印象的だった。

数年たって彼に再会した時、縁あって数曲共に演奏する機会を得た。演奏の内容は割愛するが、終演後、彼からの「紹介したい人がいる」との言葉を貰った事が、その扉が開いた瞬間だったと記憶している。



2017年、神戸 HAKO FES 。

そのステージに俺がいた。

それまでバンドでの活動やサポートでの演奏を主にやってきた俺にとって、一人きりで演奏に出掛ける事は新鮮だった。


一人で出掛けた。

でも一人ではなかった。

ステージの上には仲間たち。

数ヶ月前、初めて訪ねたリハーサルスタジオで出会ったメンバーは既に仲間だった。

遠方から駆けつけて来たメンバーにはその日初めて会う顔もあった。でも音を感じれば皆が一つの「モノ」を創ろうとしているのがわかる。伝わってくる。

皆がブレずに迷わずに、それぞれのカホンを操って音を一つに紡いでいく!

大切に、そしてダイナミックに!一つの塊に紡ぎあげていく!!


初心者でも、熟練者でも。プロでもアマチュアでも趣味のプレイヤーでも!参加すればわかる。人であり活きている事こそが参加条件。カホンを持っていないのならば客席で。

集まった皆がその感情を、興奮を、湧き上がる熱量に変えていく!!


ハコフェス !!これがハコフェス !!


シンガー聞間拓と出会い、カホニスト村岡広司に導かれ、たくさんの素晴らしい仲間に出会い、そしてミュージシャンの俺はひとりの人間に戻れた、いや成長した気がする。

ドラマーやミュージシャンの枠に縛られず、人としての活力で突き進む為に叩く!



2018年には岡山の愛すべき仲間達とその感覚を共有する為が如く、初めて岡山にてハコフェスが開催。そして盛況のうちに完了。

2019年を迎え、更なる成長を見せるであろうプロジェクト、『HAKO FES』 。

楽しみで仕方ない。


出会いに感謝。

そして

日々を歩き続ける皆の活力に感謝。


秀-hide-

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