top of page
執筆者の写真HAKO FES

3/3カホンワークショップ東京レポート⑤吉本ヒロ



雛祭りの日3/3に開催されたHAKO FES 企画のカホン・ワークショップで講師を担当させていただきました、吉本ヒロです。


今回はベース音とスラップ音を軸に僕が推奨するフォームやアプローチを参加された皆様に体験していただきました。

①手首や肘、肩などの関節を柔らかく使うことと腕の重さと重力を自然に利用すること。

②ドラミングのスティック・コントロールから着想したダウン、タップ、アップのフォームを意識し、無駄なく且つ効率的に腕や手を使うことで力まず楽にカホンを鳴らすこと。


カホンの演奏はどうしても手を使っての打撃ということで痛みや衝撃を受けやすいですが、上記のようなアプローチを追求することで限りなくストレスや疲労を軽減することができると考えております。

更に叩くカホンのサウンドやトーンにも奥行きやぬくもり、キレが生まれ、ダイナミクスの幅やニュアンスの変化も大きくなります。

身体的にも思考的にも余裕が生まれるとより良い演奏やアンサンブルに繋がるので、そういった意味で力まず楽にカホンを鳴らすことが出来ると良いと考えます。


重力は誰にでも無制限に与えられた無料Wi-Fiのようなものなので(笑)、是非、有効活用したいものです。

美しいフォームとアプローチでカホンを演奏できるとそれだけで随分と楽しいものですが、奏法は各々の表現をいかに具現化するかの手段・方法だと思うので、ああしたいこうしたいというイメージやイマジネーションがまず大切であると考えます。

自由にイメージして自由に表現する際に今回お届けしたアプローチが手助けになると幸いです。


クソ真面目に綴りましたが、つまるところカホンはとても楽しい素晴らしい打楽器だということ。

村岡さんがレクチャーされていた実践的なパフォーマンスや心構えも参考にし、誰もが心から楽しんでカホンを演奏できらた本当に素晴らしいと思います。


最後に、今回皆さんで一緒に鳴らしたカホンの音、最高に気持ち良かったです!!

ありがとうございました!!


吉本ヒロ

0件のコメント

Comments


bottom of page