HAKO FES2018レポート
僕と、ハコフェスと、マイキーと
マイキーと申します。カホン大好きです。
僕のカホンとの出会いは、たまたまライブを見に行ったお店でやっていたカホンワークショップでした。
張り紙をみて、ワークショップに参加したことで前から少し気になっていた箱の名前「カホン」と知り、僕の師匠であるサミーに出会うことになりました。
打楽器はタンバリンをカラオケで叩くくらいだったのでずぶの素人でしたが(いまもそんなにかわらない、、?)、このワークショップでおもいきりカホンにはまりまして、すぐさまダンボールのカホン、ダンホンを買いました。でもハマりすぎてそれでは満足できず、師匠に相談しました。カホン買いたいんですって。そしたら本気でやりたいかどうかで買うカホンがかわりますよっていわれて。思わず、いや、、、、何故かまよわず本気のカホンと答えて、シュラグベルグのわりと良いカホンを買ってしまい引き返せなくもなりw、いまのいままで叩き続けています。
さらに、本気でやるなら半年後にやるHAKO FESってカホンのイベントにでませんか?と師匠から提案(命令)があり、どうせやるならと、本当にすぐ様応募しました。(してしまいました。)
ハコフェスに応募した直後に大阪に出張があったんですけど、出張の日程で村岡さんと、聞間拓さんが大阪でライブにきていて、これはもうただならぬなにかがあると勝手に思い込んで挨拶にうかがいました。
(なんじゃこいつとおもわれたこでしょう)
今考えると、とんでもない暴挙だったわけですよ。カホンはじめて半年でいきなりハコフェス。しかも渋谷duoのステージにたつ。
もともと舞台経験は多少あったのでステージに立つこと自体は慣れっこだからいけるとふんでましたとこもありました。ですが、、、、、、、これまでちゃんと取り組んでない音楽という畑違いの舞台であったこと、そしてそもそも舞台に立つということへのブランクがあり、後々相当ビビることになったのはいうまでもありません。(この判断はいまはよかったとおもってますけどw)
僕はカホンを叩いたり、音楽活動をするときにマイキーと名乗っているんですが(なんやそのふざけた名前というつっこみはスルーします。)、実はこのハコフェスの舞台に立つために付けた名前なのです!!(だからどうした?もスルー)
常との分割をするためにつけた名前なんです。ハコフェスがなければ、僕はマイキーになることはなかったんです。何かが一つかけても、今僕はここにいない。このカホンていう箱が人も場所もチャンスも繋げてくれました。ほんとにすごい箱です、カホン。
それから毎年参加させてもらって、今回は4回目の参加となりました。(あってる??回数、、、)
僕にとってのハコフェスは、お客さんに楽しんでもらえるライブをやるんだっていうのはもちろんなんですが(たとえ素人でも舞台に立つならそこの意識が1番大事というおもい)、それと同時に今自分がどれくらい叩けてるのか、はじめてから、前回からどれくらい叩けるようになったのかを確認する場でもあります。
2017年から導入され、僕自身も取り組んだ、カホン動画GP、2018年も頑張りました(自分なりに)
今年は優勝をねらって(自分なりに)、無礼を承知で聞間拓さんにお願いをして、カバー(替え歌)に挑戦しました。アイデアを考えた時点でこれはいけるとおもいました。
が、この思いは名古屋のデラハコさんの動画を見た瞬間に打ち砕かれたことは、ここに記すまでもありません。
とはいえ、見る人がみたらおもしろい動画になったんじゃないかなと自画自賛してますw
(よかったら見てください。いまさらでも、そしてデラハコさんのも!)
さてここまで長かったですが、ようやく本題に入りまして、、
ハコフェスの目玉である、参加カホニスト全員による、全体パフォーマンス!!
これをね、ほんとに沢山の人に見ていただきたい、聴いていただきたい、体感していただいたい!といつもおもって、見に来てほしい!って言ってるわけなんですが、実はハコフェスをしってから出演しつづけてる僕はこのパフォーマンスをお客さんとしては、まだ見たことがないんです。こんだけオススメしながらも、、、、今年はどこかに体感にいきたいw
できたら広島かなぁ、、、
えーと、全体パフォーマンス実は毎年毎年大変なんですよ!
なんどもリハを重ねて、全員でアイデアを出し合って1から作ります。ほんとに1から作ります。
僕なんかのアイデア(思いつき)はかすりもせず、だいたいスルーされるとか、サクっとボツにされるわけですが、万が一、もしかしたら、なにかおもしろいことにつながるかもしれない。ってことで、ここ2年は、勇気をだして、凄腕カホニストがたくさんいるなかで、無謀にもとにかく発言するというスタンスで、アイデアをぶつけました。
どうせ参加するならば、自分のアイデアがいれてもらえるとそれだけでも参加した意義があるというもの。そのかいあってか、優しい優しい村岡さんが、アイデアのはしっこをひっぱりあげていくつか取り込んでくれました。ありがとうございます!!
音楽経験も薄く、楽譜を読むのも苦手な僕がハコフェに出るために、全体パフォーマンスを叩き切るためにとってる作戦。
それは、、、、とにかくリハに参加する。そして叩きまくって覚える。です。
リハは去年に続き、今年も皆勤でしたww
(全ては、自分のため)
今年は東京以外の開催も増えて、リハの開始が例年より遅かった?こともあり、完成が本番近くだったので、本番当日、幕が上がるまでずーっと繰り返してました。
各地のフレーズをとりこみ、自分の意見もとりこんでもらた今年の全体パフォーマンス。これまでのどれよりも印象深いものになりました!!
そうそう、この難解なパフォーマンスをリハ一度参加で、やりきれるツワモノがたくさんいるということに毎年毎年度肝をぬかれることをここに記します。ほんとにすごいミュージシャンがハコフェスにはあつまってるんですよ!(僕はのぞいてw)
そして今回のハコフェスで1番の出来事。
それはカホン劇団のメンバーに入れてもらったこと。
僕にとってはかなりの大役。選んだ方も博打だったとおもいますw
かなり嬉しかったわけですけど、本当につとまるのか、ついていけるのか、ちゃんと覚えて叩けるのか、そもそも劇団てなんだ???
正直なところかなり不安だらけだったわけですが、、、、でも、選んでもらった以上、とにかく前のめりに、こちらでもあれやこれや意見をなげまくり、そして全力で叩きました。
本当に本番ぎりっぎりまで、自分の出番まで練習してました。
ここで告白すると、今年のハコフェスは自分の出番、つまりラストの手前まで、他のチームパフォーマンスは時折のぞいたものの、、正直見てられる場合じゃありませんでした。ほんとにみんなごめんなさい。すごく見たかった。楽しんでみてたかった、、、、
カホンを叩いてきたなかで、これほどまで余裕がなく、こんなにも追い込まれた、追い込んだのは初めてでした。この追い込む感覚は本当に久々でした。
いざはじまると、ぼくは小学生みたく赤白帽にみじかいズボンで舞台に飛び出て、お客さんから失笑をいただいたわけですが、、、とにかく笑顔を意識してやりました。いや、、、、やってたつもりなんですが、おそらく圧倒的にひきつっていたのではないでしょうか??まだまだですね、、、
でも、団長キラキラみさこさんのもと、意見を出し合い、色んな要素を詰め込んだカホン劇団。
お笑いあり、テクニックばりばりのプレイあり、そして学園天国のフレーズありでかなり盛り上がったんじゃないかなと思います!(学園天国を譜面に発見したときにこれはこれは勝ったなとおもいました。)
そして、なんとか僕自身も叩ききりました♫
劇団のみんながいるからこそですが、最高のパフォーマンスができたんではないかなと思います。
(とかいいながら、僕自身はちょいちょいやらかしてしまっててごめんなさい。)
最後の聞間拓VSカホン全員。
不覚にもちょっと涙しました。
今回も参加してよかった。
まだまだためなとこ、できるようになったこと
かなりがんばったところ。
プロでやっている人たちにまざって、演奏すること。
ほんとにいろーんなことが、あたまをグルグルまわりながら、キキマカレーのレシピを読んでました。
いや、違う、、、
歌ってる場合ですよのカホンを叩いてました、、、、、。
正直、見ているお客さんには僕がどうがんばったかなんて関係ありません。届けられたカホンの音が全てです。
でも、きっと↑こんなことがあったので届けられた音もあったんじゃないかなと思います。すこしでもなにか届いていたらいいなぁ、、、、
過去最高の試練があったハコフェス、そして自分の中での過去最高のハコフェスになりました!
なんだか反省文みたいなレポートですみません。
でも、こんな参加者がいるのがハコフェスだったりします。みんながカホンを楽しめるハコフェス。
こんなのは他にないぜハコフェス。だからおもしろいハコフェス。いろ〜んなカホンが体感できるハコフェスです!
あ、そうだ、みんなに見てもらいたいイベントでもありますが、叩く側で参加しようかと足踏みしてる人がいたら、1度足を踏み込んでみてください!!絶対面白いですよ!
2019年のハコフェスはもう動きだしてきます。
ことしも懲りずに参加したい気持ちですでにいっぱいですが、
このレポートを読んだ村岡さんが、もうマイキーいらねぇわと思わないこと願っています
ハコフェスは、全国に羽ばたいていきます。
ぜひ、羽ばたかせてください!!
これまでいじょうに、みなさんの応援がいただけたら本当に幸せです!!
-マイキー-
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